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羊 Sheep

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2008年10月2日(木)
羊 Sheep
ダイヤモンドアイランド海岸
Diamond Island 海岸 ビシェノ Bicheno
タスマンハイウェイ Tasman Highway
タスマニア Tasmania
この場所の地図 Google Map

今日のメルボルンは快晴です。
気温は25度ほどと快適な春の一日となりました。

昨年の今日 2007年10月2日(アーマデール駅

Canon EOS 40D シャッター速度 1/250 秒 絞り数値 F7.1 測光方式 評価測光
ISO感度 100 画質圧縮率 JPEG 
ホワイトバランス太陽光

撮影は、2008年2月

 羊は、中近東や中央アジアが起源とされる反芻動物で、8000年以上前から世界で飼育されている最もポピュラーな家畜です。食肉や羊毛、乳製品などのために飼育されています。砂漠や山岳地帯など厳しい気候にも耐える種類もいます。
現在では、オーストラリアが最大の羊の飼育国であり、また羊毛の主要生産国でもあります。オーストラリアにとって重要な産業でしたが、現在では地下資源の価値がアップして産業としては主要なものではなくなっています。
現在、200種類以上の羊がいますが、その中でメリノ種が最高品質であり、その80%をオーストラリアが生産しています。

  オーストラリア羊毛産業の父と呼ばれているのは、ジョンマッカサー(John Macarthur)です。
英国生まれのジョンマッカサーは、兵隊として1879年にシドニーへ赴任してきました。
軍隊を除隊したジョンマッカサーは、1796年にマリノ種の羊を数頭、南アから輸入しました。当時は、マリノ種は、貧弱な羊でした。1805年に更に7頭の羊を輸入して品種改良を行いました。
1800年頃のオーストラリアの羊は、33000頭ほどでした。1813年にシドニーで最初の羊の品評会が開かれています。
1820年頃にはマッカーサーが改良したメリノ種が全豪に広まってきました。
1830年には、2百万頭に増え、1900年頃には7千万頭に増えています。

羊たちは写真のおじさんのペットです。

  世界の羊毛生産国
Australia: 25%
China: 18%
New Zealand: 11%
Argentina: 3%
Turkey: 2%
Iran: 2%
United Kingdom: 2%
India: 2%
Sudan: 2%
South Africa: 1%
United States: 0.77%

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 世界最大の羊毛の展覧会は、メルボルンから北へ100kmの場所にあるビクトリア州ベンディゴで毎年7月に開かれます。
2008年で、131年の歴史を持つオーストラリア羊、羊毛産業展覧会(Australian Sheep and Wool Show )です。
この展覧会では、羊以外にアルパカや山羊の毛、フリース、シープドックなども取引されます。

豪州羊、羊毛産業展覧会公式Web

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